「26歳で海外駐在員になった僕が20代で海外駐在員になる方法を教えます」

海外就職

こんにちは、すぐるです!
27歳で海外駐在中の僕が、

20代で海外駐在する方法は?
20代で海外駐在するメリット、デメリットってなに?

こういった疑問に答えます。

*本記事にオススメの人
✔︎将来的に海外で働きたい学生
✔︎海外で働きたい20代社会人
✔︎20代海外赴任のリアルを知りたい人

20代で海外駐在する方法3選

①海外赴任者が多いグローバル企業、大手企業への就職、転職
 難易度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ オススメ度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

誰もが知っているようなグローバル企業に入社できれば、海外事務所も多いため、
必然的に海外駐在できる確率は上がります。
また企業によっては、海外トレーニー制度など
若手のうちから海外に人材を派遣するような制度を持った企業がある為、
そういった企業に積極的アプローチするのもいいかも知れません。
僕のオススメ企業

トヨタ自動車、デンソー、三菱商事、ソニー、三井物産、住友商事、三井住友銀行、キヤノン、三菱電機、丸紅、JETRO、商船三井、東洋エンジニアリング、国際石油開発帝石(INPEX)、JICA、豊田通商、住友商事、日揮
※海外駐在者の数ではなく、社員全体の駐在者割合が多い企業にアプローチするのがおすすめです。
→就職四季報等に情報が載っていることが多いです。

【外資系企業はNG】
日系ではなく、外資系企業に入社した場合、海外に駐在することはまずないです。
海外出張が基本となります。

メリット
・海外駐在者の枠が多い為、チャンスを掴みやすい
・海外駐在時の手当てが手厚い(20代でも年収1000万円を超える企業がほとんどです)
・大手企業ならではの大きな案件を担当できることも

デメリット
・社員数が多い企業は、優秀な人が多い為、チャンスが回ってこないかもしれない
・海外拠点に日本人が多く、外国語を使う機会が少なくなることも
・激務になることが多い

②海外売上高の高い中小企業へ就職、転職 
難易度⭐︎⭐︎ オススメ度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 

日本には名前は全然聞いたことないけど、ニッチな分野で海外シェア率が高く、
海外現地法人が多い企業や海外との繋がりが多い企業が非常に多いです。
※製造業にこういった企業が多いです。
⭐︎海外駐在希望者が社内で見つからない中小企業も多いので意外とチャンスです!

✔︎自身で見つけ出すことは難しいので人材エージェント会社に紹介してもらいましょう

メリット
・海外事務所に日本人が1人もしくは2人体制の企業が多く、他社員は現地外国人となる為、外国語を使う機会が多い
・大手企業より激務になることが少ない(著者の意見)
・大手企業よりも20代で直接マネジメントに関わる機会が増える

デメリット
・国内からのサポート体制(仕事面、生活面)が整っていない
(自身で考えて行動することが多いです)
・大手と比べて手当てが手薄い
(とはいっても20代で700万円以上はもらえるとこが多いです)
・約束していた任期が延びることもしばしば(7年とか駐在していた人も知ってます)

③日系企業の現地法人に現地採用してもらう(※海外駐在員ではない)
難易度⭐︎ オススメ度⭐︎⭐︎⭐︎

前述の通り、日本の本社採用ではなく、海外現地法人の採用となるため、
給与や手当て等は駐在員より劣ってしまいます。
もし現地法人で活躍した場合は日本本社に直接採用して
もらえたりすることもあるようです。
もし興味がある方は海外現地採用に強いエージェントに企業を紹介してもらいましょう。

 

メリット
・自身で働きたい国を選べる
・任期などがないため、自身のタイミングで転職や退職ができる
・大手企業の現地法人から日本本社に直接採用してもらえる可能性もある

デメリット
・給与や手当てが現地基準のため、駐在員と比べると劣ってしまう

番外編① 海外の現地企業に採用してもらう
かなり難易度が高いですが、上記方法もあります。
こちらも現地基準の給与体系となるため、
20代で経験が浅い人は、駐在員より給与や手当てが劣ってしまうケースが多いです。
現地企業に採用してもらう場合は英語(外国語)をネイティブレベルで話すことや
専門的な知識を兼ね備えていることが前提となる場合が多いです。
※現地人ではなく日本人を雇う明確な理由がない限り厳しいです。
番外編② 採用コンサルタントから駐在員に(元採用コンサルタントの僕の経験) 
採用コンサルタント会社に就職し、
自身の顧客(海外で働きたい人を採用したい企業)に中途採用してもらう。
営業先が企業の採用担当となる為、企業側の採用ニーズを探りやすい。
※著者の意見だが、企業の中には、”社内にて海外赴任してくれる人が見つからない(社員に打診しても断られる、立候補する人もいない)”という企業が意外と多かった。
そういった企業に自らアプローチしてみるのも意外とアリかも??

20代で海外駐在をするメリット、デメリット (27歳で海外駐在中の僕の実体験)

メリット
①20代では到底たどり着けない給与や手当てをもらえる
②グローバルな視点で物事を考えることができるようになる
③英語力の向上
④赴任する国によっては、色んな国に旅ができる
デメリット
①20代という時間を日本で過ごせない
②赴任国によっては価値観や考えが合わず、苦しむことも
③帰任するタイミングを自分で選べない
メリット
①20代では到底たどり着けない給与や手当てをもらえる

20代の平均年収は321万円(2024年現在)ですが、
駐在する国によっては、その倍額以上がもらえます。
特にアフリカや東南アジアなど発展途上国とされる国へ駐在する場合は
ハードシップ手当てなどが、別途支給になる企業が多く、収入も増えます。
【駐在員 給与相場】※駐在国によります
大手企業・・・年収1000万円〜1500万円
中小企業・・・年収700万円〜1200万円

また駐在員には下記の福利厚生が与えられることが多いです。
✔︎タワーマンションやプール付きのコンドミニアムなど
日本では到底住めないような高額物件に会社負担で住める
✔︎駐在国によっては、専属ドライバーがつく為、楽に移動できる
✔︎駐在国や会社によるが1年に1回〜3回は日本に会社経費で帰れる
✔︎飛行機に乗る機会が増える為、マイルが貯まる
✔︎駐在する国によっては日本食買い出し休暇
(近隣の日本食が購入できる国への渡航費と休暇)、
日本食郵送サービスなどが受けれます

②グローバルな視点で物事を考えることができるようになる

日本での常識が通じないことが多く、理不尽なことも多くあるのが海外です。
しかしながら20代でそういった海外のビジネスに触れることができるのは
とても大きな財産になります。
日本において終身雇用という言葉は無くなりつつあります。
20代で海外駐在を経験することで30代、40代の自身のキャリアに活きてくることは間違いない事実です。
✔︎駐在期間が終わる頃に他社やエージェントに
ヘッドハンティングされることも良く聞きます
✔︎海外経験を活かして駐在後に起業する人も
③英語力の向上

赴任する国や企業によりますが、基本的にビジネスは英語での会話になります。
僕も赴任してからかなり英語力が上がった実感があります。
④赴任する国によっては、色んな国に旅ができる

僕はインドに駐在しておりますが、連休がある際はインド国内はもちろん、
タイやシンガポール、ベトナム、インドネシア、マレーシア、UAE、カタール
など近隣諸国に旅をしてます。
日本からでは中々行けないような国に気軽に行けるのも魅力です。
デメリット
①20代という時間を日本で過ごせない

20代はまだまだ遊び盛りだと思います(僕だけかも知れませんが。。。笑)
そんな時に日本から離れると、たまに寂しく感じることもあります。
ですが、20代という刺激を受けやすい時期に海外に出て仕事をすることは何にも変え難い経験になるはずです。
②赴任国によっては価値観や考えが合わず、苦しむことも

僕が赴任してから1年ほど経ちましたが、
2人ほど国の風土や生活スタイルが合わずに帰国してしまった日本人もいました。
これに関しては実際に来てみないことにはわからないことです。
リスクは考えずに、まずは思い切って飛び込んでみることが大事だと思ってます。
※20代、まだ失敗しても取り返せます!
③帰任するタイミングを自分で選べない

前述もしましたが、海外駐在する際には、
駐在前に会社からある程度の任期を言い渡されます。(3年〜5年が多いです。)
基本的に任期通りに帰国できますが、まれに後任が見つからないなどの理由で、
任期が延びることがあります。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました!
まとめになりますが、国際化が進んでいる中で海外経験や実践的な英語力は今後かなり重宝される能力になることは間違いないです!
ここまで読んでいただいた皆さんは少なからず、”海外で働く”ことに興味があるのではないでしょうか。
一歩踏み出すことには勇気が入りますが、20代、まだ失敗しても取り返せる年齢です。
日本から海外に出て、自身の可能性を追い求めてみるのはどうでしょうか。

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